プレーンスコーン

＜プレーンスコーン＞
　紅茶と言えば、イギリス。アフタヌーンティーに欠かせないお菓子と言えば、スコーンですね。そのスコーンにもいろいろと種類があります。そんな中で代表的なものが、プレーンスコーンです。イギリスで昔から食べられている定番です。
　スコーンというと、パサパサした食感のイメージですが、茶蔵では日本人の感覚に合わせて、外はサクサク、中はふんわりとした食感に焼き上げました。
スコーンで有名なのが口を開けたような割れ目。これをイギリスでは「オオカミの口」と呼ぶそうです。この「オオカミの口」がきれいにできるかどうかが大切なポイント。これでスコーンのできの良し悪しが判断されます。さあ、茶蔵のスコーンはどうでしょうか？ ぜひ、お試しください。

＜クロテッドクリームを添えて＞
　ティータイムのスコーンに欠かせないものがあります。それが「クロテッドクリーム」です。これを焼きたてのスコーンにのっけて食べるのがイギリスではスタンダード。「クロテッド」とは「凝固した」という意味です。つまり「クロテッドクリーム」は「固まったクリーム」ということになります。実はこのクリーム、空気に触れるとどんどん固まっていくのです。その固まった部分を「クラスト」と呼びます。イギリス人はこの「クラスト」を取り合ってスコーンにのせるそうです。バターやマーガリンとも違う、濃厚なクロテッドクリーム。スコーンには絶対欠かせないクリームです。
　ただ、日本ではクロテッドクリームを作っている会社は少なく、また添加物が入っていないため賞味期限も２週間ほどと短いです。スーパーで売っているところも少ないので、なかなか手に入れられないのが唯一の難点。でも、一度食べると病みつきになります。当店でもクロテッドクリームを味わいたくてお見えになるお客様が多いです。

＜スコーンの食べ方＞
　スコーンは嵩があるので、そのまま食べようとすると、おにぎりを食べるように「かぶりつき」になってしまいます。そこで、食べやすい食べ方をお教えします。

１．スコーンは焼きたてが一番おいしいのは当たり前。でも、冷めていてもおいしく召し上がれます。もし温めるのであれば、スコーンをアルミホイールに包んで、オーブントースターで温めましょう。電子レンジだと水分が飛んでパサパサになるので、オーブントースターがよいです。
２．スコーンのオオカミの口を中心に、真横に二つに割ります。手でもいいし、バターナイフを使ってもいいです。
３．割ったスコーンの上にクロテッドクリームとジャムを一緒にのせて口に運びます。サンドイッチ状態にしなくてよいです。具材をのせたクラッカーのように食べます。ジャムはイチゴジャムが一般的ですが、ブルーベリーでもオレンジマーマレードでもお好みでどうぞ

＜受注生産品です＞
　当店の焼き菓子のネット販売は、すべて注文をいただいてから作ります。
そのため、お手元に届くまでに３～５日間ほどお時間をいただきます。
賞味期限は１５日間です。